保健師からのメッセージ(生後9か月)
0歳の赤ちゃんをもつあなたへ
生後9か月のころの赤ちゃん
―好奇心おうせいでハイハイやつかまり立ちが始まりますー
生後9か月になると好奇心おうせいになり、興味のあるものに向かってズリバイやハイハイで動き出します。最初はおなかが上がりませんが、そのうちに両手両ひざで進めるようになり、動きも速くなっていきます。ハイハイで行動範囲が広がると、次は低いテーブルや椅子などを見つけると一生懸命に立とうとする姿が見られます。発達には個人差があります。ハイハイやつかまり立ちをしない、ハイハイをせずに立ちだすこともあります。赤ちゃんの前におもちゃを置いてハイハイを促してあげる、赤ちゃんが自由に動けるようなスペースを作るなど焦らず見守ってあげ、乳児後期健診で成長を確認していきましょう。
―後追いや大人の真似が増えてきますー
ママへの愛着が強くなり、後追いが出てくる時期です。ママの姿が見えないと探して大泣きをしたり、どこにでもついていこうとします。ママは大変ですが一時期のことなので、できる限り泣いていたら抱いて安心させてあげましょう。しばらくすると、声かけすると待てるようになります。またこの時期は、大人の仕草を真似るようになってきます。大人に反応してもらえることが嬉しいので、バイバイやパチパチなど一緒にやって一緒に楽しんでくださいね
―3回食になってきますー
食事の中心は離乳食に移り、母乳やミルクだけでは鉄分が不足しやすく栄養不足になりやすくなります。食事のリズムをつけて3回食に進めていきましょう。この頃から自分で食べようとするので、手づかみできるものも用意してあげるといいですね。
―環境整備についてー
ハイハイやつかまり立ちを始めると転倒などの心配も増えますね。マットを敷いたり、家具の角にはコーナーガードをつけるなどの工夫をしましょう。また手先が器用になり、小さいものをつまみ口に持っていくようになるため、誤飲への注意も必要です。赤ちゃんの手の届くところには物は置かない、小さいものが落ちていないか確認する、引き出し等にはロックをかけるなどの対策を行いましょう。
―乳児後期健康診査を受けましょうー
生後9か月以上12か月未満児を対象とした乳児後期健康診査を行っています。受診票は4か月児健康診査時にお渡ししています。大阪府下の委託医療機関で受診できます。事前に確認した上で受診し、お子さんの成長をみてもらいましょう。
お問い合わせ
東大阪市役所 健康部 保健所東保健センター 電話: 072(982)2603 ファクス: 072(986)2135
中保健センター 電話: 072(965)6411 ファクス: 072(966)6527
西保健センター 電話: 06(6788)0085 ファクス: 06(6788)2916
母子保健・感染症課 電話: 072(970)5820 ファクス: 072(970)5821