東大阪小中一貫教育
東大阪市では、令和元年度より市内全中学校区で「東大阪小中一貫教育」を実施しています。
なぜ小中一貫教育?
子どもたちが生きていくこれからの社会は、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等による社会構造や雇用環境の大きな変化など、予測困難な時代を迎えようとしています。このような時代にあって、子どもたちが自己の幸せとよりよい社会を創造していくためには、さまざまな変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくことが求められます。
本市においては、義務教育9年間を連続した教育課程と捉えた小中一貫教育を実施することで、子どもたちが変化が激しく予測困難なこれからの社会を生きていくための資質能力の育成をめざしています。
東大阪小中一貫教育
重点的な取組みとして、6年生の中学校登校や一部教科担任制、5・6年生の定期テストなどを実施しています。また、東大阪市独自のテキストを使った未来市民教育「夢TRY科」の授業を実施しています。
未来市民教育「夢TRY科」
小学3年生から中学3年生を A・B・Cの3つのステージに分け、各学年年間15時間、市独自の「夢TRY科テキスト」を使って発展的に探究的な学習を進めていきます。身近にあるテーマを題材に、子どもが自ら課題を見つけ、探究のプロセスに沿って、課題解決に向け、主体的に学習する経験を積み重ねていきます。
探究のプロセス
①「課題の設定」②「情報の収集」③「整理・分析」④「まとめ・表現」といった一連の学習過程
テキストの巻頭では「探究的な学習」について、マンガで紹介しています。
テキスト表紙では真ん中に地球をイメージした「市章」と世代をこえた多くの人たちが描かれている様子から、子どもたちが東大阪市と世界のつながりを感じるとともに、多くの人から見守られ、支えられていることを感じることができます。
東大阪小中一貫教育について紹介しています
東大阪市公式You Tube
市の広報番組『虹色ねっとわーく』で放映された小中一貫教育についての特集番組が掲載されています。