あいさつ
東大阪市長の野田義和です。「市長の部屋」にアクセスしていただきありがとうございます。
東大阪市には、世界に誇るオンリーワン、ナンバーワンの技術を持った中小企業が集積しており、歯ブラシから人工衛星まで何でもつくれる「モノづくりのまち」として全国に名を馳せています。
また、全国高等学校ラグビーフットボール大会の開催地でもあり、多くのラガーにとって憧れの聖地である東大阪市花園ラグビー場を有する「ラグビーのまち」としても広く知られています。この日本最古のラグビー専用球技場は、ラグビーワールドカップ2019日本大会においても、開催地の一つとして国内外から多数のお客様を迎え入れ、本市のシンボルとして全世界に本市の魅力を発信するとともに、世界中を熱狂させた日本大会の成功の一翼を担いました。
そして、本市は26の駅に見られる鉄道路線や高速道路網など、府内でも稀に見る交通環境に恵まれ、本市から1時間以内に京都や奈良、神戸などの主要都市、空港、港に行くことができます。JRおおさか東線の市内各駅からは切符1枚で新幹線に乗ることができ、日本各地へのアクセスが便利なことも魅力の一つです。加えて、南伸事業に着手した大阪モノレールは完成すれば本市域の既設鉄道3路線と結節し、府下においては在来10路線と新たなネットワークを形成する事となり、本市の利便性は今後さらに発展していきます。このような交通利便性を土台に中小企業の集積、ラグビーなどの特性を活かし、人々の笑顔や活気があふれるあかるく元気なまちづくりを推進してまいります。
現在、本市は約48万5千人の市民が暮らす中核市ではありますが、将来的には少子高齢化の影響などによる大幅な人口減少が推測されています。上述した本市の魅力や強みを活かし、人口減少問題に対してさまざまな施策を計画的に実施すべく、令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間とした「東大阪市第3次総合計画」を定め、将来都市像である「つくる・つながる・ひびきあう-感動創造都市 東大阪-」を実現させるため、特に重点的に取り組むべき施策として「若者・子育て世代に選ばれるまちづくり」、「高齢者が活躍するまちづくり」、「人が集まり、活気あふれるまちづくり」の3点を位置付けています。
また、令和6年度から令和9年度を取組期間とする第3次総合計画第2次実施計画では、令和5年度の市長選挙において私が示した選挙公約(いわゆるマニフェスト事業)のうち「次世代への投資」をはじめとしたさまざまな施策的事業を盛り込むとともに、3つの重点施策のうち「若者・子育て世代に選ばれるまちづくり」に重点化を図り、「子どもファーストなまちづくり」に向け、取り組んでいきますので、これからのまちづくりにご期待ください。
これからも行政の代表として、精励恪勤の理念を持ち市民の皆さんと一緒に暮らしやすいまち、優しいまちづくりを取り組んでまいりますので、一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。