給水方式について
給水方式
給水方式は、主に以下のように分類されます。
1)直結直圧式(2階まで)
直結直圧式は、配水管の動水圧により給水装置の末端まで直接給水する方式です。
2)3階直結直圧式
3階直結直圧式は、直結直圧式のうち、3階に設置された給水装置の末端まで直接給水する方式です。東大阪市では、配水管の動水圧が一定の基準を満たす地域で適用できます。
3)直結増圧式
直結増圧式は、給水管の途中に直結加圧形ポンプユニットを設置し、圧力を増して給水する方法で、水圧の不足分を加圧して高位置まで直結給水する方式です。
東大阪市では、高さが概ね15階建て程度以内で水道メーター口径が75mm以下の建築物に適用できます。
4)貯水槽式(ポンプ直送式)
貯水槽式は、水道水を一旦受水槽で受けて給水する方式です。
配水管の水圧が変動しても給水圧や給水量を一定の変動幅に保持できることや、配水管の断水時にも一定量の水が確保できることなどの長所があります。
一方、適切な水質確保のため、定期的な点検や清掃などの維持管理が大変重要になります。
そのうち、ポンプ直送式は、受水槽に受水した後、ポンプの圧力により給水する方式です。
5)貯水槽式(高置水槽式)
高置水槽式は、受水槽に受水した後、ポンプで高置水槽へ汲み上げ、自然流下により給水する方式です。